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就労カリキュラム 求人検索 『求人票の見るポイント、良い求人に出会ったら』

求人票の見方の説明

みなさまこんにちは。
障碍者ITカレッジ愛西の就労支援員です。

二日間に分けて求人票についてのカリキュラムを行いました。
障碍者ITカレッジで行っている求人検索について少しだけ紹介したいと思います。

目次

求人票の見るポイント

求人を検索した後

まとめ・感想

1.求人票の見るポイント

1日目は求人票の見方についての説明をしました。

見慣れている方もいらっしゃいますが、改めて説明させてもらっています。

実際の求人票を例にだし、見てほしいポイントをお伝えしました。

  1. 就業場所(所在地と違う可能性あり)
  2. 就業時間(週20時間以上、企業によっては短時間交渉できるかも)
  3. 仕事内容(配慮をしてもらえることもあるかもしれない)
  4. 雇用形態、雇用期間
  5. 賃金、賞与
  6. 就業時間
  7. 年間休日
  8. 労働条件
  9. 企業情報
  10. 特記事項
  11. 選考(書類選考、面接の回数)

等見る項目は色々ありますが、一番考えてほしいことは『通えるかどうか』です。

仕事内容、働く時間、雇用形態
希望は色々あるかと思いますが、実際に働くとなると通えるのかがポイントになってきます。

雇用形態にもよりますが、週に5日通うことになるのでとても重要です。

特記事項には合理的配慮が記載されていることもあります。
また、記載が無くても相談をすることもできます。

複数の求人票を見比べながらよりイメージを膨らませ、このようなことをお話させていただきました。

求人票

2.求人を検索した後

その訓練生さんがどんな仕事に興味を持っているのか、どんな条件で仕事を探しているのかをより理解するために求人検索をしたら報告書を提出していただいております。

  • まずどのような条件で検索をかけたのか(条件を絞り込みすぎないよう気を付ける)
  • 求人票の内容を〇×△で自身の希望とマッチしているか考える
  • 訓練生さんの現状(出勤状況や書類作成の状況)を踏まえて計画をたてる
  • 企業研究をして応募するかどうか決める

このような内容をひとつひとつ一緒に確認しながら就職活動を進めていきます。

人によってどの項目が優先度高いのか、何を条件にしているかが違うのでミスマッチを減らすために必要な作業となっています。

また、企業研究もしっかり行うことで本当に応募したいのかどうかを考えることもできます。

求人票の見方の説明

3.まとめ・感想

今回カリキュラムに参加された方は、これまでにも求人票を何度も見た経験がありましたが、普段注目している箇所が限られていたようで、「ああ、そういうことだったのか」と新たな気づきを得た欄もあったそうです。

中には、これまで一般求人しか見たことがなく、障害者雇用の求人は今回が初めてという方もいらっしゃいました。

訓練生の皆さんが希望する職場や職種を、私たち支援員も正確に把握し、就職に向けて共にしっかりと歩んでいけるよう、全力でサポートしてまいります。

求人票の見方の説明